砂の道を制する者

さあ、最近多くなってきたF1の話。勝手に増やしてるだけですが。
水曜日のコメント欄で書いた通り、予選からマッサが完璧な走りで優勝。2位にハミルトンが入った。
このハミルトンの2位には驚いた。デビュー前は初の黒人系F1ドライバーとして紹介されることが多かったハミルトンだが、フライアウェイの3戦で実力を示すことが出来た。アロンソはぎこちない走りだったが、クルマの仕上がり方を見ると仕方ない感じだ。それだけにハミルトンがルーキーらしくなく見える。
次戦のバルセロナはクルマの性能がモロに出るサーキットであるので、マクラーレンがどこまで性能差を詰めてくるかが見物だ。タイヤのタレは近年行われた舗装のおかげで少なくなったが、今回のマクラーレンを見る限り、フェラーリに比べ、タイヤに優しくないのは明らか。中段〜下位のチームの高速コーナーでの挙動も楽しみだ。ルノー、ホンダ、トヨタあたりはそろそろクルマの開発の方向性を見極めて、ダメならBスペックを作るなりしないと。どこで見切りをつけるのだろうか。空力のてこ入れだけでバランスの取れるクルマになるとは思えない。